
本書の特徴は、「第1部 真向法とは何か」「第2部 真向法の実修」として、理論編と実修編の二 部構成にしたことです。それによつて、真向法の理論と実修の両面をそれぞれ深く掘り下げるこ とができました。
特に、第1部第2章の「2 人体構造から見た真向法の四動作」では、真向法の四つの体操が人体構 造とどのように関連し、四つの体操によって、それぞれ対応する関節や筋肉がどのように活性化 するかを分かりやすく解説。
もう一つの特徴は、初心者が真向法体操を実修する際、その「痛さ」に負け、つい挫折しがちな のですが、写真や図解を使って、その「痛さ」と無理なく共存し、飼い馴らしてしまう方法をて いねいに述べたことです。
本書のとおりに実修すれば、三カ月もすると痛さはあまり感じなくなります。 そして、五カ月もすれば、真同法体操をやらないと何か忘れ物をした気持ちになり、身体が柔軟 になった事を実感します。そうなれば、真向法はあなたのものになったといってよいでしょう。
真向法の理想形(完成形)に到達するには、二年も三年もかかるのが普通ですが、どうぞ、途中で あきらめないでください。理想形に達しなくても、あなたの身体は日一日とより柔軟になり、内 臓なども良好になっているのですから。
(本誌 あとがき より抜粋)
A5版 121ページ 発行:農文協
※この本は通信教育講座の教材に含まれています。
通信教育講座をご検討されている方はご留意ください。